DVDピックアップの解析
本記事では、レーザー走査型顕微鏡を作るためにDVDピックアップのリバースエンジニアリングをしたので、その結果を紹介します。DVDピックアップの解析 はじめに光学ディスクのピックアップは、大量生産によって非常に安価に入手できるわりに、とんでもない性能を持っています。 レーザー光を直径1μm程度のスポットに集光させる2層DVDの層を分離できる程度の非常に薄い被写体深度と高精度なピント合わせ「非点収差法」を使って、物体との距離を精密に測定できる高速かつ高精度なスポット位置決めディスクに700nm間隔で並ぶ幅300nmのトラックに正確に追従10000rpm・線速度60m/s(216km/h)で回転するディスクに追従できる程度の速さ非常に強いレーザー出力パルス駆動で300mW、連続発光(CW)で100mW程度 (書き込み対応ドライブの場合)レーザー加工機と比べたら小さいが、こっちは直径1μmに集光できるぞ高周波性能レーザー光を100MHzで点滅させて、反射光を検出できる